『ドリームガールズ』3月7日(水)観賞
2006年 アメリカ
監督 ビル・コンドン
ジェイミー・フォックス ビヨンセ・ノウルズ エディ・マーフィ ジェニファー・ハドソン
アニカ・ノニ・ローズ ダニー・グローヴァー
1962年デトロイド。街の劇場オーディションにエフィー・ホワイト(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ・ジョーンズ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル・ロビンソン(アニカ・ノニ・ローズ)の3人グループ【ドリーメッツ】が唄っていた。3人の見事なハーモニーは観客の拍手喝采を受けたが、結局優勝にはいたらなかった。しかし、この3人に目をつけた男がいた、カーティス・テイラー(ジェイミー・フォックス)。彼は、わがままで有名なスーパースター、ジェームス・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィー)が、バックコーラスを探しているのを聞きつけ彼女達のマネージャーとなり、ジミーのマネージャー・マーティ(ダニー・グローバー)に三人を売り込む。三人にとってはまたとないチャンス、「コーラスガールなんて・・・」と渋るエフィをディーナとローレルが説得しジミーと一緒に旅に出る事に。
やがてカーティスは頭角を現した彼女らの名前を【ドリームズ】と改名させデビューさせる。しかし、それは今までリードをとっていたエフィーに代わってディーナにリードをとらせての事だった。不満を語るエフィーだったが、メンバーに説得されグループの為に許す彼女だが、ディーナ中心に人気の出る【ドリームズ】にエフィーは複雑な思いを抱いていた。彼女の唯一の頼みは、彼女を愛してくれているカーティスの存在だったのだが、健康不良とディーナとカーティスがただならぬ関係を知り感情を爆発させる・・・。メンバーからも見放され一人孤独を歩むエフィー。一方、【ドリームズ】は新メンバーを加えとしてトップグループとして不動の地位を築いていた・・・。
1960年代に一大ブームを起こした【シュープリームス】をモデルにトップグループにのし上がる【ドリームス】の結成から解散までをかかわった人々の悲喜こもごもを交えて描く。実際のダイアナ・ロスは映画のようにヤワな女じゃなくて相当なつわもの。わがままし放題で、結局数年で独立するのだが、ビヨンセが演じたからかそこらの所は甘々でこの映画ではいい人です。劇的な一生を送るのは、
アカデミー賞女優・ジェニファー・ハドソン演ずるエフィー。グループをやめてから一時期酒におぼれ再起するのだが、実際のモデルの女性はそのまんまアルコール中毒で死んでしまう。バックステージ物で、【シュープリームス】の事をよく知っている人達には「あ~、ああいう事もあったわね」シーンが多いんだろうけど、よく知らない私にはきれいに納まっている話に「ようある話や」に終わってしまいました。
それに反して、男達がことごとく情けないのが面白い。権力とカネでヒットを狙おうとするカーティスの自分の野望と、自分自身のアイディンティを否定されつづけたジミーの悲劇が妙にリアル。原作ミュージカルは見ていないが、たぶんそこらへんがテーマではなかったのでは?と思ったりもする。
一番関心したのは、ブロードウェイのミュージカルを映画化するのは難しく中途半端な映画になるのが多いが、この映画は大成功!ビヨンセの美しさもジェニファー・ハドソンの歌声も見ごたえ十分聞きごたえ十分。楽しめる映画となっていました。
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